№8
№8は軽自動車のアルトワークスです。
この車両は、アルトと言う乗用車タイプの軽自動車がベースです。
アルトワークスと言うネームは2代目から続き5代目まで続き、時代がエコ一色になると消えました。
しかし、そのエコもひと段落すると8代目のアルトでワークスの名前が帰って来ました。
もちろんアルトの基本性能の良さはそのままにメーカーのチューニングが随所に散りばめられています。
シートもレカロを奢られこれがスポーツ性を醸し出しています。
レカロのフォームの硬さもありポジションは高めながら、きちんとしたドライビングポジションは取れます。(レカロは使用しているとドライバーのヒップ形状になっていくのであまり意識しなくとも良い)
エンジンに至っても軽く高剛性の車体とマッチしておりグイグイと前に押し出します。
乗り心地ですがスポーツに振っている為、固めですがタイヤの調圧とショックの慣らしが済めば、イメージは大分変わると思います。
また4駆特有のブレーキのプア差も無いのが良いです。
試乗したのはマニュアルでしたがAGSでも楽しめると思います。
逆に現代のスポーツらしいのはむしろAGSでは無いかと思います。
過去のワークスの中古車は、そのキャラクターからかなり荒く乗られているので中古車の程度はあまり良くなく、調子の良い状態にするにはかなり手を入れる必要があります。
むしろ、それをするなら現行の最新アルトワークスを購入した方が長く楽しめると思います。
もちろん過去のワークスに愛着がある場合はその限りではありません。
S660と良く引き合いに出されますが、価格帯や車のキャラクターから比べる事はあまり意味がありません。
常におしゃれでスポーツなS660
日常生活から非日常までカバーしてくれるワークス。
私の二代のイメージはそんな感じです。
ワークスは人が乗れて、荷物が乗って、どこにでも行かれるマルチなスポーツ車です。
それでいてランニングコストは軽自動車ですから維持も楽だと思います。
ワークスまでいらないと感じる方はターボRSと言うグレードもありますからどちらかは好みで良いと思います。
久々に、これは欲しいかもと思わせる車です。
続く